正しさを突き進める前に踏み止まる勇気の大切さ
〜ピポブル第243回〜
どーも、こうたです(^ ^)
今回は正しさを突き進める前に踏み止まる勇気の大切さについて書いていこうと思います。
1 正しさを突き進めた先にある現実とは?
正しいと思っている人は一度は勝つことがあります。
自分が正しいと思って信念を貫けば岩をも砕くことがあるというような言葉がありますが、その岩を砕いた先には崖があるかもしれません。
その岩は通行止めの意味が含まれているかもしれないということです。
正しさを貫き通した先には崖があり、転落することもあるのかもしれないということです。
なので、自分が正しいと思いすぎることは非常に危ない思考だと思います。
例えば、戦国時代などでは正しいことを主張して戦に勝ち、勝った先にある出来事は家に帰ったら家族が皆殺しにされていることがあります。
正しいことを主張して勝とうとすることは、和を乱すことなのかもしれません。
今の世の中は自分が正しいと主張して勝とうとする人はそれほど多くはないです。
なので、「自分は正しいと思うし、相手にも正しいところはある」ぐらいの気持ちが一番バランスが取れていると思います。
2 踏み止まる勇気の大切さ
白か黒かではなく自分は80点ぐらいは取れていると思うと良いかもしれません。
どんなに嫌な相手にも20点や30点ぐらいはあると考えられれば、相手をやっつけてやりたいとか殺したいと思うことが少なくなると思うのです。
世の中には完全に間違っている人も、完全に正しい人もいないです。
ですが、このことをニュースを見たり、何か事件・事故が起きた際に忘れがちになります。
自分がすべて正しくて。相手がすべて間違っていると捉えがちなのです。
人は自分勝手で利己的なので、すぐに自分と相手を10:0で考えやすいです。
そんなとき冷静に7:3や6:4で自分と相手を考えられる人は大きな岩が目の前にあっても冷静に立ち止まって考えることができると思います。
むやみに岩を退けて先にあるのが何なのかを考えた時、立ち止まる勇気・方向転換する勇気・踏み止まる勇気が生まれます。
これは自分が絶対に正しいと思っている人にはできないはずです。
だから自分自身を80点ぐらいだと思って、立ち止まって考えてみることは大事なのではないでしょうか?
何のために岩があるのか、なぜ妨害や邪魔をするのかを考える、そしてその答えを見つけられる人は、色々な岐路に出会うことができると思います。
3 まとめ
人生はまっすぐ進むことだけが正しいわけではありません。
曲がりくねった道の中で、進む方向を巧みに変えられる人が目標地点まで到達できます。
一番恐ろしいのは相手ではなく、自分の中にある100%正しいと思う驕りの気持ちです。
だから、前に進めなくなった時は自分が100点ではないことに気づくと良いかもしれません。
そうすることでずっと視野が広がって、違う道や方法が見えてきます。
正しいと思って突き進んだ先には、もしかしたら崖からの転落があるかもしれないので気をつけたいものですね。
読んでいただきありがとうございました^ - ^
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